【PDFダウンロード可】2024年同時改定　訪問看護ステーションにおける看護とリハの新しい形

【2024年2月15日の投稿】
診療報酬も介護報酬もようやく新しい点数が出そろいました。
◆【2024年診療報酬改定】具体的な数字が出ました。

◆２０２４年介護報酬改定：具体的な単位数が公開されました

１週間前に職能団体の会議があり、引き続き飲み会がありました。そこである団体の会長さんに訪問看護ステーションにおけるリハビリテーションの在り方をこれからはもっと考えていく必要があるという持論を力説しました。

訪問看護における看護とリハの連携の在り方

訪問看護ステーションでの看護とリハの連携はほんとにちゃんとできてるのかな？

っていうことを力説したんですよね。報酬改定議論の中では、リハ偏重のステーションが論点となり介護報酬改定においてリハ偏重型の訪問のパターンにおいては減算が示されました。

リハ偏重とまではいかない訪問看護ステーションにおいても、私の考える本当の意味での看護とリハの連携ができているところはまだまだ少ないと感じています。

• リハ部門はリハスタッフに任せている
• 管理者さんがリハのことをよく理解していない
• もともとリハ職と一緒に仕事をした経験が少ない看護師さんが多いかもしれない
• リハはリハだけやっといてという方針
• クレームが出ないからそれでいい

まあ、いろんな理由で看護とリハが病院のように別組織みたいに動いている事業所は全国的に見ても結構あるのではないかと感じています。

訪問看護ステーションだからこそ

2024年介護報酬でリハビリテーションの減算への対応はいろいろステーションごとに考えることになると思います。

• 現行通りリハ多めの訪問継続
• リハの訪問減らす
• 看護の訪問増やす

まあいろいろ考えておられるでしょう。

でもね、リハの回数とか看護の回数がどうとかということではないんだと捉えています。

本当に必要な人にリハビリテーションのサービスを届ける。そうしてそれは、病院や診療所や老健で提供する訪問リハビリテーションではなく、訪問看護ステーションが提供する訪看リハであるということをきちんとステーションとして捉え、看護とリハが連携してサービスを提供すべきと考えています。

訪看リハの「今」について伝えたい

私は非常勤掛け持ち作業療法士として、リハ多数のステーションでの勤務経験もありましたが、今はリハ少数のステーションに勤務しています。看護師さんとの連携があるからこそ、多種多様な疾患をお持ちの利用者さんに作業療法士として訪問できていると考えています。

また繰り返される報酬改定議論の中で、厚労省はたびたび生活期のリハビリテーションの在り方に対して報告書という形で、様々な提案をしてきました。
◆リハ関係者ならとにかく読んでほしい！厚労省の文書

これまでの経験とこれまでの改定の経緯を踏まえて、訪問看護ステーションの看護とリハの連携、訪看リハのあり方について講義したいなということをいつも考えています。そうして冒頭での飲み会の席で会長さんにも力説したんですよね。

それが採用されるかどうかは不明ですが、いつ連絡来てもよいように資料だけは作成しました。

今後もいろいろ変更するかもしれませんが、パワポ資料を作りました。

• 訪問看護の看護とリハの連携で悩んでいる
• 管理者だけど、リハのことが良くわからない
• これからの訪看リハはどうあるべきか
• 訪看リハのことで相談したり話を聞きたい
• これからリハ職の雇用を考えているけど、どうしたら・・・

そんな風に悩んでいる看護師さんやリハスタッフさんでも特に管理者さんや役職さん向けの資料となっています。

資料は自由にダウンロードできますので、この資料をご覧になって事業所で「研修会を開いてみたい」「ぜひ相談にのってほしい」という方はお気軽にご連絡ください。

私はコンサルタントなどではなく、非常勤掛け持ち作業療法士です。稼ぐためのアドバイスはできませんが、訪問看護ステーションで看護とリハがより良い連携をしたり、よいリハビリテーションを提供するためのアドバイスや、若いセラピストさんへの助言などは行うことができますので、興味ある方はお気軽にご連絡ください。
◆パワポ資料のダウンロードはこちら
（PDFが開きます）

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