訪問リハビリや通所リハビリで在宅の利用者さんに関わっている人たちにとって、最も大事なものは何かってことを考えたことがありますか?関わっていることが大事なんじゃあないんですよ。関わっていない時が大事なんです。
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関わっていない時に何をしてる?
訪問なら最大1時間、通所だともっと短い時間マンツーマンで関わることが出来るのが、地域で働いている理学療法士や作業療法士、言語聴覚士のお仕事。
訪問リハビリや通所リハビリで、対象者さんのプログラムを考えたりするのは大事なことです。
- プログラム考えたり
- 居宅訪問で家族指導したり
- 接遇に気をつけながら接してみたり
いろんなことを大切にしながら、日々訪問リハビリや通所リハビリに関わっていることでしょう。
だけど一番大事だなって思うことは通所や訪問リハビリで何をするかってことではなくて、リハビリテーション専門職がかかわっていない時間にどんな風に過ごしているのかってことが大事なんですよね。
週1回の訪問リハビリとか週1回の通所リハビリとかの利用者さんの場合でいうと
サービを利用していない 6日と23時間の過ごし方
週1回の訪問リハビリの場合、最大1時間訪問することができる。
その時にどんなかかわり方をするのかってことも大事なんだけど、1週間の生活で考えると僕たちはたった1時間しか関わることしかできない。
1週間、1カ月どう過ごす?
1週間に1回1時間の訪問リハビリなら、残りの6日間と23時間をどんな風に過ごすのかってことが大事になってくる。
これが1カ月だと考えると、これの4倍くらいの時間利用者さんがどんな風に過ごすのかってことが大事なってくる。
リハビリテーション専門職とはいえ、入院ではなく生活期の在宅にいる利用者さんに関わるってことは、直接的に関わる時間は非常に短い。
だから、
直接かかわっていない時間をどう過ごすのか!
ってことが大事なんだ。
「活動」と「参加」に理学療法士や作業療法士、言語聴覚士が積極的に関わらないといけない理由はここにある。
そうして、6日間と23時間をどう過ごすのかってことに関わるためには、リハビリテーション専門職だけでは力不足となるので、他のサービスや多職種との連携が必要になる。
だからマネージメントやん!
6日と23時間
1カ月ならこれの4倍の時間をどう過ごすのかってことを考えると、多職種と他サービスとの連携が必要になる。
そのマネージメントをケアマネジャーさんと連携をとってリハビリテーション専門職がかかわる。だから、訪問リハビリテーション事業所と通所リハビリテーション事業所にはリハビリテーションマネジメント加算2が2015年の介護保険の改定で新設されたんだ。
リハビリテーションマネジメント加算2は収益を上げるためだけに算定するのではない。多職種複数のサービスをリハビリテーションっていうものを中心に考えてマネージメントすることが目的。
マネージメントしないのに加算を算定するなってことだよ。
6日間と23時間をどう過ごすのかってことを考えるために、リハビリテーションマネジメント加算2はあるんですよ。
あなたは6日間と23時間を考えて生活期の利用者さんにかかわっていますか?
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