週1勤務している訪問看護ステーションにはケアマネさんの事業所も併設されています。2015年の介護報酬の改定以降、同僚のケアマネさんにはリハマネ加算2や生活行為向上リハビリテーション実施加算の必要性についてお話しています。だから点数が高いからってことで断ることはない。だけど、算定する施設が全くありませんでした。だけど、ついにきました、リハマネ加算2。そのことについて書いてみました。
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このコラムの経緯
地域でリハマネ加算2や生活行為向上リハビリテーション実施加算は積極的に算定してほしいと考えています。
だけど算定要件が厳しくて算定している事業所は少ないようです。
わずか400件の算定の衝撃
それに、リハマネ加算2をきちんと算定してくれる事業所があるのかどうか、っていうよりも加算だけ取るためにリハビリ会議とかが形骸化しないかなってことを心配しています。
⇒お願いケアマネさん!リハマネ加算2(II)をプランに組むならこれだけは知っておいて!
リハマネ加算2を算定するなら、ケアマネともしっかりと連携してほしいんです。
だから、勤務先のケアマネさんにもリハマネ加算2や生活行為向上リハビリテーション実施加算を算定したい事業所が現れたら、単位数のことだけで断ったりしないできちんと連携をとるようにしてほしいってお願いしていたんです。
やっときたよ!リハマネ2
先日出勤すると同僚のケアマネさんが
「やまださん、通所リハ事業所からリハマネ加算2の依頼きましたよ!、初回のリハ会議にいってきました。」
ついに来たよ2015年の改定からもうすぐ2年になるというのに初めてのリハマネ2。
だけど、がっかりです。
ケアマネさんが言うには、
- リハビリテーション会議と思って参加したら、リハスタッフは会議を進行しようとしない。
- だから、ケアマネが話を進めて、リハビリのことをメインに会議を進める。
- だけど、リハビリスタッフはそんなにリハビリのことを説明しない。
- これはリハビリテーション会議ではなくて、サービス担当者会議じゃないのかな?
って感じだったそうです。
このケースさんは自宅にもいろいろ問題があるから、リハマネ加算2で居宅訪問してもらって家屋の評価とかしてもらえたらいいのになってケアマネは考えていたようです。
だけど、ケアマネさんがそのことを伝えても、あまり積極的ではないようです。
それに何よりも、その会議に参加していたリハビリ担当者の態度が良くなかったとケアマネが嘆いていました。
作戦を練っています
このリハマネ加算2が利用者さんにとっていい方向に進むように同僚のケアマネと作戦を練っています。
残念ながら訪問看護ステーションとしてはこのケースにはかかわっていないんですよね。だから訪問看護ステーション所属の僕がリハビリ会議に参加することはできない。だから、ケアマネにいろいろアドバイスをしています。
- きちんとしたリハビリテーション会議を行う。
- 居宅訪問で家屋評価をきちんとしてもらう
- リハビリの内容をきちんとケアマネが把握できるようにする
こういったことをきちんと行えるような作戦をしっかりとケアマネと考えています。
加算が事業所の収益といった利点ではなく、利用者さんの生活を向上させる方向に進むようにしたいんですよね。
ケアマネの話を聞くと、どうもそんな方向に向いていないようです。
だけど、ケアマネには僕が付いているので、なんとしてでもいい方向に進むようにしていきたいもんです。
結果はまたブログで。
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