昨日出勤した職場で、研修会の資料をいただきました。そこに掲載されていた「意思決定支援ガイドライン」はリハビリテーションにおいても必要なものだと感じましたので、紹介します。
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障害福祉サービスの利用等にあたっての意思決定支援ガイドラインについて
この資料の発信元は厚生労働省です。
上記のページに意思決定支援ガイドラインは掲載されています。「身寄りがない」と記載されていますが、そういったケースに関係なくこのガイドラインは目を通してほしい。
ガイドラインのリンクはこちらです。
- 障害福祉サービスの利用等にあたっての意思決定支援ガイドラインについて
(PDFが開きます)
重ねて書きますが、厚労省のサイトでは「身寄りがない人の入院及び医療に係る」って部分が強調されているのですが、身寄りがどうとか入院の決定がどうとかということに関係なく、「意思決定の支援」に必要な考え方が掲載されていますので、リハ関係者や医療・保健・福祉に関わっている人は必読です。
セラピスト主導はだめなんだよ
病院でも生活期でもリハビリテーションってセラピスト主導になりがちなのですが、それってやっぱりよくないことなんですよね。
ガイドラインの引用ですが
職員等の価値観においては不合理と思われる決定でも、他者への権利を侵害しないのであれば、その選択を尊重するよう努める姿勢が求められる。
不合理だと思われることに対して、否定的な態度を示したり、不合理と思うような方向に話が進まないようにする傾向が私も含めてリハ専門職にはありがち。
リハビリテーションでは、安全を意識しすぎるあまりに行動制限をかけることがある。
そんな場面であっても、場合や状況によっては本人の意思を尊重する関わりをすることが求められている。
目標設定
リハビリテーションの目標設定も「意思決定」のプロセスの一つです。
病院ではセラピストが中心になって目標を勝手に決める傾向がありますが、そういった方向性はよろしくないのです。
今までの自分のかかわり方を振り返りながら、読んでみてください。
参考になります。
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