多職種連携は善意や努力では成り立たない

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多職種連携について作業療法士としていろいろ考えています

私は2024年時点で56歳の非常勤掛け持ち作業療法士です。

訪問看護ステーションについての連携のことはこちらの動画でも話していますのでよろしければご覧ください。

連携の研修会ってね

連携とか多職種連携についての研修会は、私が作業療法士として働き始めた1990年代からずっといろんな職能団体がたくさん開催している。

それこそいろんな職種が多職種連携は大切ですと言い続けているわけだ。

だけどね、現場では連携がうまくいかないという声が多い。SNSで積極的に発信しているほんの一部の事業所は連携がうまくいっていることもあるようだが、それ以外の現場ではなかなかうまくいかないと思っている。

連携とはいったい何なのか?

  • 連携の在り方
  • 連携の進め方
  • 部門や事業所が考えている連携のstyle
  • いったい何が連携なのか

そんなことを部門や事業所のトップがきちんと伝えないといけない。

「連携をきちんとやってください」と管理職が部下に伝えるのであれば、管理職が期待している連携とはいったいどのようなものなのかを具体的に伝えなければ、その事業所やその部門で連携を実践することは出来ないと考えています。

連携には少なからずも「時間」を消費します。電話で話す、書面やメモを書く、同僚と話す等々、業務時間を消費するわけだ。

「時間は作るもの」とはいえ、なかなか時間を作り出せないこともある。それなら連携は業務と捉えて時間を確保するなり、残業代を支給するなりという工夫というか業務として考えることも必要なのだろうと考えています。

業務として連携をとらえるなら、「連携として何をすべきか」という部分を部門や事業所として明確化することが必要なんですよ。

業務として賃金を払うということを決めても、ダラダラ何をやっているのかわからないような話し合いとかミーティングをして「連携です」と部下に言われてもメリットは何もない。

それならきちんとその部門や事業所における

  • 連携の中身
  • 連携の進め方
  • 連携の対象

等々を設定することが必要だと思う。

スタッフの善意に任せてるだけ、努力に任せているだけでは成立しないと考えています。

「連携」についての講義動画やその資料などはこちらにも掲載しています。

こんな講義を聞いてみたい事業所さんや管理職さんはお気軽に連絡くださいね。

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