カンファレンスではわかりやすく伝える

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とかく専門用語を使いたがる理学療法士、作業療法士、言語聴覚士は非常に多い。リハビリテーション部内でのカンファレンスならそれでもかまわないのですが、他部署とのカンファレンスで専門用語連発するのはどうかと思います。じゃあ、どうする?

カンファレンスの参加者と目的

開催されているカンファレンスの参加者がリハビリテーションスタッフだけなら、専門用語全開でディスカッションしたらいいんです。ガツンガツンいっちゃってください。

しかし、他部署との合同カンファレンスなら、話は異なってきます。そもそもカンファレンスの目的は何でしょうか?

・入院期間の決定
・入院中の目標の決定
・専門職ごとの役割分担の明確化
・現時点での情報交換

色々とあることだとおも思います。中でも、情報交換のもつ意味は大きいんですよ。

他職種対してリハビリテーションスタッフが何をしているのかを理解してもらうチャンスなんですよ。絶好のリハビリアピールタイム。連携を深める一歩です。

それなのに、専門用語全開でガンガンいってたらどーなりますか?

結局、リハビリってなにしてんのかなあ?

で、終わってしまいます。

伝えることの重要性

そもそもカンファレンスでは、

・情報の共有
・役割分担の明確化
・目標の決定

この3つは必ず話し合われると思います。大事なのは情報の共有なんですよ。
他部署と情報を共有することで、より自分の役割が明確になるし、自分の知らない他部署の情報を知ることでアプローチを修正することにもつながる。

でも、こちらの情報発信が専門用語だらけで他部署に全く理解されていなかったら、リハビリテーションで行っていることが、日常の生活にまったく活かされないことになってしまいますよね。

自分の能力を誇示するような、専門用語だらけのカンファレンスよりも、相手に伝わることを意識したカンファレンスの方が、相手からは注目されると思う。

他者に理解してもらえないカンファレンスは、他者の能力が低いのではなく、あなたの報告の仕方の能力が低いのである。

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