発達期障害作業療法の講義を担当している学校で前期の授業が終了した。後期からは実習に出るらしい。小児の実習先は減っているから、40人学級のそこの大学でも夏休み明けからの実習で小児領域に実習に行くのは2人だけ。そのうちの一人が授業終わりに質問に来て考えたことを書いてみる。
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実習前に読んだほうがいい本ってありますか?
上半期で、講義をして下半期から実習に出るのがその大学の3年生たち。
上半期僕の担当分の小児領域の作業療法学の講義すべてが終了した日、小児の実習に行く予定の学生さんがお友達と一緒に質問しに来た。
実習前に勉強するために読んだほうがいい本とかってありますか?
実習を控えて不安な学生さんが良くする質問かもしれませんね。皆さんならどんな回答してあげますか?
僕の回答
実習前に急に本を読んでも身につくことは何もない。2年半も勉強してきてるんだから、とりあえずは教科書をしっかり読んでください。むしろ、自分の考えを表出できる努力をしなさい。授業でも伝えたように「書く」「話す」スキルを高めなさい。
「書く」「話す」
noteサイトにも書いていますね。
実習で自分の能力を発揮するには、いろんな要素があるんだけど領域がどうとか対象がどうとかってことよりも、対患者さん、対実習指導者とどのようにコミュニケーションをとるのかってことの方がはるかに重要。
自分の考えを表出すること
自分の頭の中で考えていることを表出するというか、アウトプットすることってあまりないでしょう。
僕の授業を受けた学生さんは知っていると思いますが、僕の講義ではとにかく学生にやたらと質問します。40人学級でも90分の講義で2周くらいすることもある。
アウトプットする練習を授業でしています。
- なんでそんな目標設定するん?
- その検査は何のためにやってるの?
- 今日はどんな予定?
- 明日は何するの?
実習指導者に対して自分が考えていることをきちんと伝えないといけない。口頭で伝える、ノートに書いて伝える、どちらでもいいんだけどそれをしないといけない。
夏休み何か本を読むくらいなら、日記書いたり、ブログ書いたり、作文書いたり、何でもいいからアウトプットする練習をしてください。
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