2018年5月時点で、2カ所の通所介護事業所のサポート業務をしています。リハプログラムの立案や居宅訪問と評価というような業務。
7月からは診療所が運営する通所リハ事業所にもサポートとして入ります。
それらの事業所は3時間で2回転の通所事業所であるということ。
あわただしい
関わっている事業所のうち1カ所は5時間以上のサービスも提供していて食事・入浴も提供できる体制。
2カ所は3時間2回転で食事や風呂はない。
とにかく3時間の事業所はバタバタ動いているという印象がある。バタバタと言うと語弊があるかもしれないが、プログラムびっちり、スタッフもめまぐるしく動くって感じ。
あくまでも私が関わっている事業所の話ですよ。
- バイタル測定
- 集団での体操
- 複数あるマシンでのリハビリ
- マシンの合間にリハ職の個別対応
- 終了前にクールダウンの運動
- それぞれの合間にお茶など飲む
3時間の間に実施するプログラムが埋まっていて、そのプログラムを縫うようにリハスタッフも動いているという感じかな。
確かに3時間の来所時間内に、担当している利用者さんに個別対応する必要があるので、結果としてリハビリを担当している理学療法士や作業療法士は忙しいでしょう。
加算の時間を生み出せるか?
そんな体制の中で、通所介護なら個別機能訓練、通所リハならリハマネ加算といった加算を取ることのできる時間を捻出できるのか?
書類を作る時間を確保できるのかってことが重要なわけだ。
加算を算定していない事業所は、
やること今でも多すぎて、とてもじゃないけど加算なんて無理!!
って言うのでしょう。実際に研修会で訪れたいろんな地域でそんな話はよく聞きます。
だからいまだに通所リハ事業所ではリハマネ加算に踏み出せない事業所が多い。
3時間風呂なし食事なし
3時間風呂なし食事なし、運動メインっていう通所事業所はけっこうあるでしょう。
風呂も食事もないってことは、リハ職以外の看護職や介護職員も全部フロアにいてるってことだ。
風呂ありの事業所はスタッフが風呂に行ってしまうからフロアにいるスタッフが減る。だけど、風呂なしだとすべてのスタッフはフロアにいるわけだ。事務業務でいない人もいるかもしれないけどね。
他職種との連携がカギ
風呂なしでスタッフが全員フロアにいるってことは、風呂ありの事業所に比べるとフロアにいるスタッフの数は多い。
だから、他職種との協力体制をいかに構築するのかってことが加算を算定することにつながる。
リハマネ加算には個別対応の時間の記載はない。そもそもリハマネ加算はマンツーマンリハビリの加算ではないからね。
だったら他職種との連携で乗り切らないとね。
事業所内でのリハビリテーションプログラムの立案時に
- 看護介護職が対応するプロムラム
- 理学療法士や作業療法士や言語聴覚士が対応するプログラム
- お互い協力して対応するプログラム
を区別しておくことが必要だし、そのことを利用者さんへも伝えておく必要がある。
通所リハでリハ職が対応すべき短期集中リハ以外のリハプログラムの役割分担を考えておく必要があるってことだ。
通所事業所で、リハ専門職が対応すべき業務をきちんと明文化して、利用者さん、ケアマネさん、家族さんにも伝えておく必要がある。
そこをきちんとしておかないと、3時間という時間があわただしくバタバタと過ぎ去ってしまって
忙しすぎて加算なんて考えられない
ってことになるんじゃないのかな。
2018年4月から通所に関わりだしてそんなことを考えています。
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