作業療法士にはチャンスか?ピンチなのか?PTとOTの供給数について考える

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先日書いたコラムが結構読んでもらえた
【厚労省情報】PT・OTって需要がなくなるの?供給過剰なの?質が低下しているの?

作業療法士の養成数が理学療法士の養成数よりも少ないことについて書いてみる


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OTの供給数が少ない


※「医療従事者の需給に関する検討会 理学療法士・作業療法士分科会(第3回)」からの引用

養成校の数とか学生数に基づいた、今後のセラピストの供給人数を示す図です。

作業療法士の養成学校における養成数などから予測される作業療法士の供給数が、理学療法士の半分以下になっていくんですねえ。

これって理学療法士に比べると、作業療法士のが相対的に少なくなるってことだと解釈しています。

作業療法士にとってチャンスかピンチか?

この数字を見て

理学療法士の数が増えてくると、作業療法士の仕事が奪われる

と考えるのか

生活期では作業療法士が必要とされるのでチャンスだ!

と捉えるのかの差は大きい。

以前紹介した厚労省の医政局長の通知

この図の赤枠の部分が通知で、作業療法士を活用することが望ましいと記載されています。

こういった領域に向き合うことが求められている作業療法士は、理学療法士とは向き合う領域が異なるのだと考えています。

特にここに示されている領域については退院後の生活に向き合うことが作業療法士に求められていると考えられます。

そうして、その先にある活動と参加につなげていく必要があるわけです。

以下の図は、介護報酬改定の検討の家庭の中で行われた関係団体からのヒアリングにおいて出された図です。

ここに示されているような活動と参加へのアプローチには作業療法士が向き合っていく必要がある。

作業療法にはチャンスだ!

理学療法士が増えていって作業療法士が相対的に減る可能性があるから、理学療法士に仕事が奪われるって考えるのではない。

  • 退院後の生活にアプローチする
  • 活動と参加へのアプローチをする
  • 厚労省の医政局長通知に書かれている領域にアプローチする

そういった領域にきちんと向き合っていれば、作業療法士はいろんな領域から求められる存在になるはず。

時代にマッチした作業療法を展開する必要がある

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