ネットワークが必要なわけ

ネットワークの真価って、感じてるのかなあ。あなたのネットワークにはどらくらいの人が繋がっていますか?
研究所ブログに 「ネットワーク」作りがミッションだということを書いたので、ちょっとネットワークについて考えていることを書いてみたい。

ネットワークが必要だと思った訳

色んな理由で、理学療法士や作業療法士、言語聴覚士のネットワークといいますか、連携、つながりが必要だと思っている。さらには、多職種との連携にまで広げていかなければならないと考えている。また、地域での事業所間のネットワークも必要と考えているので、「ネットワーク」作りにはいろんな意味がある。

なぜ、ネットワークが必要と思ったのかってことにはいくつかの理由がある。

職域の拡大

リハビリテーションの職域は年々拡大してきている。需要と供給の関係で見てもまだまだ、足りない部分はある。また、地域的に見て理学療法士、作業療法士、言語聴覚士が不足している地域はある。

そうなると、徐々に一人職場が増えたり、リハビリテーション職種が少数の職場が多くなる。そうなると、リハ職が少数の領域や分野が出てきて、

  • ほかの職場ではどんなことをしているのか?
  • この領域でのリハビリテーションはこれでいいのか?

みたいに悩みを抱えている方も多くなる。相互に情報を交換できるというか、情報を共有してみたいと思うでしょう。そうなるとネットワークが必要になってくる。とくに、横のつながりの乏しい若手の理学療法士、作業療法士、言語聴覚士などの方にとってはネットワークが構築できていないと自分の能力に対してのフィードバックも受けられないのです。

若いセラピストが多すぎる

正確にはベテランセラピストが少なくて、若手セラピストが非常に多いという、かなりいびつな人口ピラミッドが出来上がっているのがリハビリテーション業界。このあたりは人数の多い看護師との違いが鮮明である。若手の占める割合が非常に大きいのがリハビリテーション業界なのです。

ベテランが少ないってことは、研修会でいつも言っていることですが、

先輩の背中を見て育つ

ってことが難しくなってきているということです。10年目前後くらいの理学療法士、作業療法士、言語聴覚士になると自分より経験豊富なセラピストを身近なところにいないって人も多いと思う。そうなると、理学療法士や作業療法士、言語聴覚士はどの先輩の背中を見て育ったらいいんでしょうか?

ベテランセラピスト、例えば30年目以上のセラピスト。そういったベテランのセラピストが持っている経験のすべてが後輩に役に立つかどうかはわかりませんが、役に立つ経験も持っていると思う。そういった経験をより多くのセラピストに伝える場が必要だと思う。

先輩の背中って言うのは何も同じ職場に限るってことはないでしょう!

ベテランの知識や経験を他の職場にも還元する場があれば良い。そういうネットワークが必要なんだと思う。

先日面談にいった事業所でも理学療法士はいるが作業療法士はいない。新卒の作業療法士を雇っても、理学療法士には育てられない。と聞いた。そんなことはない。

きちんとしたネットワークと、周りの連携があれば理学療法士だけの職場であっても、そこに迎え入れた作業療法士を育成できることは可能ではないでしょうか?

 

だからネットワークを構築する必要がある

  • 拡大する一方の職域
  • 若手ばかりの業界
  • 学際的な知識や技術を必要とするリハビリテーション

そういう状況の中で一人で頑張れる人は少ない。

だから、ネットワークが必要なんだと思うけど、つながっている人と繋がっていない人の格差は大きい。ちょっとでもつながりやすい環境を構築したいと思って、研修会を開催したり、情報発信を行っているのが やまだリハビリテーション研究所 なんです。

構築したいネットワークは様々です

  • 同じエリアのセラピストのネットワーク
  • 特定の分野、業界の多職種ネットワーク

特に昨年あたりからは、意識的にあちこちとつながりを持つことを意識してあちこちに顔を出したり、ツイッターやフェイスブックを始めたりしている。

こういったことに気付いてほしいと思って、積極的にコラムを書くようになったのも今年からかな。10年前にネットワークの必要性を強く感じて、ようやくここ数年動き出せてきている。

まだまだ、繋がることはできる。

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