最近Facebookにワークライフバランスのことや作業療法士としての働き方、キャリアのことなどをぽつぽつと投稿しています。Facebook以外のSNSでは投稿でいていないものもあるので、こちらにまとめておきます。
今回のまとめは2022年7月10日~7月16日までの投稿です。
ワークライフバランスのことや作業療法士としての働き方について、いろいろとお話するオンライン講義を8月11日に行います。無料でご参加いただけますので、よろしければ聞いてください。途中入室・途中退席OKです。
◆8/11【オンライン講座】私の作業療法士としての働き方のこと
以下の一連の投稿はFacebookを中心に行っています。
◆https://www.facebook.com/yamada.reha.labo
私のプロフィールはこんな感じです。
◆プロフィール
7月10日
【ワークライフバランスのこと】
作業療法士なので、日々研鑽は必要だと思っています。
だけど1日は24時間で1年は365日なので、作業療法士としての研鑽だけをするわけにもいかない時期というか期間はある。
正直に言うと、育児真っ最中の時は研鑽不十分だったこともある。
それでもまあ、作業療法士として54歳となっています。
20代後半で結婚して、子供2人いて、長女はもはや社会人。
ガッツリ稼げているわけではありませんが、共働きで色々乗り越えています。
OT士会の活動もガッツリやっていました。
大阪での全国学会運営は毎晩遅くまで変えることができませんでした。
だからこそ、家族との時間を大切にすることはめちゃくちゃ大事なことだと思う。
研鑽も必要ですが、家族と過ごしたりする時間をしっかりとることも必要です。
正直にいうと、研鑽一本やりではきっと生活の安定を保つことはできないと思う。何に力を入れるか、何に時間を使うのかってのはキチンと考えていきましょう。
7月12日
【ワークライフバランスのこと⓶】
ずっと以前にワークライフバランスについて「山形県病院協議会リハビリテーション専門部会」さん主催の研修会ででセラピストさん向けにお話させていただいた。
仕事プライベートで悩むセラピストさんは多いと思いますが、その人個人の置かれている環境や状況は1人1人異なるので、他人のことが参考にならないこともある。目標とすべき生活スタイルや仕事のスタイルも個人によって異なる。
だから、他人のワークライフバランスのことよりも自分が何をしたいのかってことがものすごく大事。
自分が何をしたいかわからないなら、いろいろチャレンジする方がいいのじゃないかな。
私の場合は、20代のころの経験がいまだに僕の基礎を作り上げたんだなと思っている。30代のころに始めたブログはいまだに継続できて僕の活動の基本となっている。
迷っているなら考えるより行動が大事な時もあると思う今日この頃
7月13日
ワークライフバランスのこと⓷
職能団体としての協会や都道府県士会の活動に対しては、会費のことや入会のメリットがないなどいろいろ意見があるセラピストさんも多いようです。
私は新人の頃から県士会も協会にも会員になった。恩師から声をかけてもらったこともあり、新人だったけど、委員会などに入らせてもらって、他の病院の作業療法士さんと交流できたことは大きなメリットだった。
自分の病院のことしか知らない新人~若手時代に他の病院のことや作業療法士として他の領域のことを知ることができた。ありきたりだけど視野が広がるし、自分の病院のいまいちな点も知ることができた。
7年目くらいで老健に移動して、高齢関係の部会の活動が府士会ではいまいちだったことに気づいたので、府士会の当時の役員さんに直談判したけど予算つけてもらえなかったので、自分が中に入ることが必要と感じたので、中に入って、役員になって当時の高齢者担当の部会で色々やってみた。
外から見るのと中で色々やる側になるのとでは見える世界がまったく異なる。
僕にとっては、士会や協会は利用するものであって研修会に参加するだけのものではありません。
どんな立場でかかわるのかってことによって会費の価値は変わってくるだろうな。
7月14日
ワークライフバランスのこと⓸
講演などで色々伝えると
- 「それは、やまださんだからできることなんですよ」
- 「うちの職場ではとてもできません」
みたいに言われることがある。
決して僕はスーパーセラピストではないし、掛け持ち職場の環境にめちゃくちゃ恵まれているわけではない。講演したり、コラムに書いたりしているのはその経緯をめちゃくちゃ濃縮して伝えている。
その経緯には当然、失敗した経験もあるし、いろいろ調べたり勉強したりもしている。なんだか当たり前のように、「山田さんだからできる」と言われるとちょっとムッとするな。
研修行ったり、話を聞いたりコラムを読んだりするだけで、講師と同じレベルのことがすぐにできるようになると思っているなら大きな勘違いだ。
キャリアをどう構築するのかみたいな研修会も流行っているようだけど、横文字苦手なのでうまく言えないけど、セラピストとしてどんな道を歩んで、同レベルアップしていくのかって部分については、泥臭い部分もあるんですよ。
何を自分がやってきたかってことは伝えることはできる。
人と付き合って、根回しして、遠回りもしながら、戦略を持って取り組んでいくことも必要なんですよね。
キャリアとか、ワークライフバランスの研修会では泥臭い部分ってあまり話さないのではないかな。でもそんなキラキラなことばかりではないのですよ。
7月15日
ワークライフバランスのこと⓹
「協会とか都道府県士会のこと」
自分が都道府県士会の中に入っても何も変わらないとお考えのセラピストは多いと思います。
でもねそんなことないのですよ。
大阪府作業療法士会に長くかかわっていましたが、委員や役員や理事も務めました。
その経験で言わせていただくと
「自分のやりたいことを具体的にイメージして実行するまでに持っていくことのできる役員はまだまだ少ない」
のです。
めちゃくちゃ具体的にやりたいことがあるのなら、いきなりの実現は難しいかもしれないけれど、中に入っていくことが必要なんですよね。委員会に入って5年くらいで自分のやりたい活動が大体できるようになりました。
公平性を期すために、府士会としてはおそらく初めてとなる委員の公募を行いました。
府士会の中で軋轢を生まないように戦略を持ち、根回ししながら活動してきました。一見すると僕のやりたいことをがつがつやっているように見えますが、当時の府士会の中におけるすべての手順を踏んだ正当な手段で実現したものです。
協会の活動にも少しかかわったりしたので、協会と府士会2つ合わせての年会費は十分に回収できるくらいの満足度があります。
何も変わらないと思っている人ほど外から眺めているだけなのですよ。
一歩踏み出して中に入っても、「勉強させていただきます」みたいな姿勢で取り組むだけで、自分のやりたい活動を考え実践する人は少ないのです。
多くのセラピストは何年たっても「自分はまだまだです」「もう少し経験を積んでから」と言います。
ちゃんちゃらおかしい、いつになったら一人前と思っているのでしょう。ばかばかしい!
7月16日
ワークライフバランスのこと⓺
セラピストには研鑽が必要です。全く異論はありません。
だけど、学び続けることと「いつも誰かに指導してほしい」だけで、自分が前に出るのは嫌だってセラピストが多すぎるような気がします。
- 指導してほしい
- 導いてほしい
- 引っ張っていってほしい
そんなリハビリテーション専門職が多いような気がします。
いつまでそんなことを考えているんだろう?
いつになったら引っ張る側に回るんだろう?
こんな状態が長く続くと、そのうち引っ張ってもらいたい人だらけで引っ張る人はいなくなるんじゃあないかな。
セラピスト個人単位でみると学びを続けることは必要。だけどもう少し大きな単位とか視点で見ると、若いセラピストさんや経験の浅いセラピストさんを導くというのかな、伸びる手助けをするというような役割を行うことが必要になってくる。
30代40代50代になっても、誰かに引っ張ってほしい、教えてほしいってのはおかしなキャリアだと思うのです。
他の人の指摘には耳を傾けるし、学び続けはします。だけど同じくらい、若手を引っ張りたいと思います。
7月16日
【2022.7.16.】
大学院に行ったり、論文書いたりするのは大切なこと
だけど、それをしていない作業療法士がセラピストとしてアカンってことではない。自分はなにもしてないから言うのではない、もう少し自信を持ってほしいな
◆8/11【オンライン講座】私の作業療法士としての働き方のこと
私は非常勤掛け持ちの作業療法士であり、コンサルタントなどではありません。
しかしこれまでの経験を活かしながら、病院のリハや生活期領域のリハ関連部門に対して、これからのリハビリテーション部門の在り方などに対してアドバイスや助言をすることはできると自負しています。
収益を上げるための助言はできませんが、より良いリハビリテーションを提供するためにはどうすればよいかということを、一緒に考えることはできると思います。
興味ある方はお気軽にお問い合わせください。
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