事業所内で時間や場所を共有することが連携には必要だということを常々伝えています。
ちょうどそんな感じの出来事が勤務先の訪問看護ステーションんでありましたので、少し書いてみたい。
3カ月に1回の訪問
お昼休みの食事後に、看護師さんと。
リハ中心の訪問のケースで、3カ月に1回の看護師さんの訪問日の調整を行いながら看護師さんに状況の報告。
服薬のこと体重管理のこと最近家族の事情で少しの期間訪問がお休みだったこと、などなど看護師さんサイドでもアセスメントしてほしい情報共有しました。
その日の夕方にそのケースの訪問。便秘気味だったとご家族さんより相談がありました。
ちょうど翌週に看護師さんの訪問の日程の調整をしていましたので、そのことも看護師訪問日に相談しましょうとお伝えした。
字が小さくなる
カルテ記載のことで看護師さんと少し話していると、パーキンソン病の症状についての話題になる。お互い別々のパーキンソン病のケースを担当していて看護師さんが担当しているケースにはリハはかかわっていない。
私が担当ケースの指先の動きのことや署名などで字が小さくならないようにどんな工夫をしたのかってことを話すと、看護師さん担当のケースでも同じような課題を抱えているという話になる。
そこで、私のケースで取り組んだことや自主トレのことなどを伝える。
看護師さんが担当しているケースさんのことは、事務所でも何度か相談を受けており、私は担当ではないけれど作業療法士としての視点を少しずつ看護師さんには伝えている。
浮腫のこと
記録書いていると看護師さんが訪問から戻り、看護師さんお二人が担当ケースの浮腫のことを話題にしている。
後ろで聞いていたので、浮腫に対してどんな対応ができるのかってことをケースの状態を聞きながら少し話す。
押し付けるでもなく上から目線でもなく
これら全部1日の出来事。お昼休みと夕方の事務所でのことです。
看護師さん同士で色々話されているときに、気になることがあったら僕も少し間に入って話を聞いたり、意見を言ったりします。
別に上から目線で教えたるでって感じでもないし、伝えたことを絶対やってねって感じでもないし押し付けてるわけでもない。その後の報告があることもあればないこともある。
それでもいいんですよ。
作業療法士が事業所の中にいるからこそできる連携ってあるんだけど、まずは事業所のスタッフとして作業療法士のことを知ってもらうことが肝心。
「作業療法士が勤務している日常」が始まればそれが連携の始まりだと思っています。
個々の訪問看護ステーションは週1勤務で約10カ月。少しづつ作業療法士が勤務していることが日常になっていると思います。
連携について興味ある方はお気軽にお問い合わせください。講義などさせていただくことも可能ですよ。
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