訪問リハ・訪問看護からのリハの1年超の問題について

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2021年の介護報酬改定で、通所リハ、訪問リハ、訪問看護からのリハの要支援の利用者さんの長期利用(1年超え)の利用者さんに対しては減算されることとなった。

その対応についてSNSで流れてきた情報に対して思うことがあるので書いてみます。1年超の減算のことは以下に書いています。

SNSで見た対応のこと

SNSで見かけたのは、

「訪問看護からのリハにおいて要支援の利用者さんで1年超となった方を他の事業所に移ってもらって起算日のリセットを図る」

というものです。
この起算日については、令和3年4月15日付で出されたQ&Aその6にも記載されています。
Q&Aその6(PDFが開きます)

個人的な見解

わずかな点数の減算を避けるために、意図的に利用者さんに事業所を移ってもらってリセットするなんてことを厚労省は想定してないでしょう。

このような対応は大変悪質なことだと思います。その利用者さんはよその事業所に移った後短期間で元の事業所に戻すのかなあ?

複数の事業所が結託して利用者さんを回転させるのでしょうか?

そこまでしないとこの減算が収益に大きな打撃になるのかなあ?

もしそのような事業所が全国的に少数派であっても、そのような事実があればやがて要支援の訪問リハに対しての厳しい改定となってしまうと思います。

ばれないと持っている事業所さんもあると思いますが、こんな悪質な行動は結構ばれるというか厚労省もやがては気づくのではないかな。

利用者さん側から見てもメリットはない。担当者の変更や新しい契約書にハンコを押したりするとか、事業所の連絡先が迷うとかね。

ホンマそんな事業所があるなら介護保険業界から退場してほしいです。

私は非常勤掛け持ちの作業療法士であり、コンサルタントなどではありません。
しかしこれまでの経験を活かしながら、病院のリハや生活期領域のリハ関連部門に対して、これからのリハビリテーション部門の在り方などに対してアドバイスや助言をすることはできると自負しています。
収益を上げるための助言はできませんが、より良いリハビリテーションを提供するためにはどうすればよいかということを、一緒に考えることはできると思います。

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