赤ちゃんの成長のスピードはいろいろです。成長の早い子供もいれば遅い子供もいます。第1子の成長にハラハラしているお母さんもいるし、第2子の成長がお兄ちゃんやお姉ちゃんと比べて遅いって感じているお母さんもいるようです。発達健診とか小児科の医師に問題指摘されていないようでしたら、もう少しゆったりとした目で見守ってみてはいかがでしょうか?ってことを書いた見た。
半年くらい差が出ることもある
生まれたその日から成長がスタートするって考えると、誕生日から日がたてば経つほど成長の速度の差は大きくなります。
育児書などにのっている運動の発達の目安としては、一般的には
- 3カ月 定頸(首がすわる)
- 6か月 寝返る 短い時間なら座位を保てる
- 9ケ月 四つ這いを始める
- 1歳 歩き始める
っていうような指標があるのですが、これってあくまでも平均的な指標であって、これよりも早い赤ちゃんもいれば、遅い赤ちゃんもいます。
そして、3カ月よりは6か月、6か月の時よりは9か月の方が、その平均からのずれの幅は大きくなる傾向があります。
リハビリテーションにかかわっている経験や、担当した子供さんのお母さんの発達健診での指導内容などを聞いていると
首がすわるっていうのは、平均すれば3か月頃ですが、遅い子供さんなら5ケ月くらいになることがあります。(2カ月くらい遅れても大丈夫)
寝返るのは平均すれば6カ月くらいなのですが、早い子供さんなら4カ月くらいから寝返るようになり、遅い子供さんの場合は9か月とか10カ月くらいになってくるくる寝返るようになったりします。(2カ月くらい早かったり、4カ月くらい遅い場合がある)
四つ這いも平均すれば9カ月くらいなのですが、遅い子供さんの場合だと1歳過ぎてからようやく四つ這いする、もしくは四つ這いしないまま歩き始める赤ちゃんもいます。
歩きはじめるのはお誕生日前後ですが、私が発育相談で関わった子供さんの場合、1歳7カ月くらいでようやく歩き始めて、その後何の問題もなく成長している方がいます。(7カ月くらいの遅れ)
発達の指標となる「〇カ月に〇〇ができるようになる」っていう目安は、その目安となる月齢や年齢が大きくなるにつれて、その誤差というか平均からのずれの幅も大きくなるように感じています。
不安なときの対応
まずは、近隣の小児科に相談するか、地域の保健所の窓口に相談することをお勧めします。
問題ありません、もう少し様子を見ましょう
って言われた場合は、あまり焦らずに自宅で様子を見ましょう。
ほかにできる選択肢がないからです。大学病院などの大規模病院を受診するには、近隣の主治医の紹介状が必要になる場合が多いので、直接言っても診察してもらえない可能性もあります。だから、近隣の小児科で
様子を見ましょう
っていわれるとそれ以外の選択肢がないのです。だから、小児科か保健所に相談という選択肢しかないと思います。
心配も多いし、他の子と比較して焦ることもあるかもしれませんが、じっくりと成長を待つってことも必要な場合があります。
※このブログでは私が作業療法士として経験したことを書いていますが、一般の方からの相談などは対応しておりません。万が一コメント等をいただきましてもお返事はできませんことをご了承ください。
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