平成28年1月11日の読売新聞の「今日のノート」って欄にブラック士業って言葉が載っている。作業療法士なので思わず読んでしまった。この記事は社労士さんのことを書いていましたが、他人事ではないって思ったので書いてみた。
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何でもかんでもブラック〇〇なんだね
ブラック企業とかブラックバイトなんて言葉があるように、この記事ではある社労士さんのことをさして
ブラック士業
と表現している。
当然ながらいいイメージではないし、記事もマイナス的なことを書いている。気になった方は「ブラック士業」で検索すればたくさん出てくる。ネットによると昨年12月くらいからの検索結果が多く出てくるから、そんなに以前の話題ではないようだ。
さて、この投稿のタイトルにつられてドキってして思わず読んでいる方もいるのではないでしょうか?
弁護士さん、会計士さんや税理士さん社労士さんなどの「〇〇士」っていうのをひっくるめて士業って表現したりしますね。まあ独立することのできる職業なのですが、同じ〇〇士でも理学療法士や作業療法士、言語聴覚士さんたちはこのくくりには入るのかな?入らないと思います。
だからと言って
ブラック士業
って言葉が他人事とは思えません。
作業療法士の仕事は大好きです
作業療法士として自分の仕事は大好きです。この仕事をベースにして稼いだり、生計を立てていくことに迷いはありません。
だけど、最近書いた記事でも
っていうタイトルに書いているように、リハビリテーション専門職のすべてが良い人材ではない。
理学療法士や作業療法士っていう職業はまだまだマイナー。だけどリハビリテーションっていう言葉は世の中に認知されるようになってきた。
理学療法士や作業療法士を知らなくてもリハビリテーションはなんとなくイメージできる人が世の中にはたくさんいる。
だから、態度が悪かったり、コミュニケーションに問題があったりすると、場合によってはブラックだと認識される可能性は十分にある。
今回読売新聞さんに載った話題の社労士さんも、自身のブログに色んなことを書いて炎上しているようだ。そうしてそんな話題がSNSを中心にしてネットでどんどん拡散していく。
1人の行ったことが全体のイメージになってしまう可能性っていうのは、どんな業界でもありうることなんだ。
他人事ではないってこと
この記事を他人事って考えているならかなり甘い認識だ。
まったく他人事なんかではない。
セラピストを養成する学校がたくさんできて、若いセラピストもたくさん増えて、治療院ってスタイルで自費診療するような療法士が出現する時代。
独立したら月収〇〇〇万円
みたいな謳い文句を上げているところもあるようだ。それを否定はしないけど、業界のイメージを損なうことだけは避けてほしい。
そうして現場で働いている私たちも、自分たちの行為が業界にマイナスにならないことを考える必要は常にある。
リハビリテーションっていう言葉はそれだけ世の中に浸透しているってことだ。
今回の出来事はまったく他人事じゃあないんだ。
だけど、この話をホントに聞いてほしいセラピストにはこんなブログの忠告は届かないだろうね。
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