先日の記事で「時代にマッチすることの必要性」について書いた。でもそんなことを書くと極端な事を言うやつが出てくるから念のため書いておく。人が何か提案したり、新しいことが開始されたりすると、必ず極端なことを言って文句たれたりするやつがいる。そんな極端なこと言うからダメなんだよ。
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この記事の経緯
先日書いた記事はこれ
⇒リハビリテーションはPTOTSTだけがするものではない
もう一つ極端なことを言い出す奴がいてそうな記事はこれ
⇒なんかおかしい、間違ってるやつがおる。激しく誤解している人もおる。
まあ、この二つの記事を書いたのはなんだか極端なことを言ったり、考えたりしている理学療法士や作業療法士、言語聴覚士がいてるようだからこんなことを書いた。
間違った考えだよって伝えたい、新人セラピストや若手のセラピストにこんな風にならないでねってことを伝えたい、そうして多職種の方々にリハビリテーションのことを誤解されたくないから書いています。
何が極端なのか?
先日の記事では、
リハビリテーションはセラピストだけが実践するものではない
と書いた。
すると、リハビリテーションはだれがやっても良いんだったらさぼれそうだなって勘違いして、適当なアドバイスだけで介護職のスタッフに通所サービスの業務を任せて、煙草すいにいく奴とかいてそうだ。
介護職や看護師がするのはリハビリの真似事だっていう奴もいてそうだね。
心身機能と同じくらい活動と参加へのアプローチが重要だと書くと、
「作業療法士だから、心身機能を変えられないからそんなことを言ってる」とか言う奴もいてそう。
理学療法士に負けないくらい心身機能を改善出来る作業療法士なんていくらでもいてる。
僕の杞憂なのかもしれない。
だけどね、いいやつの噂よりもダメダメなやつの噂の方が耳に入ってくることが多いんだよね。
いろんなところで掛け持ち勤務しながら、色んな職種の方と話す機会を持っている。
同じ病院でいつも同じ職員と顔を合わしているようなセラピストなんかよりもはるかに広いフィールドで働いている。だから多職種との連携が大事だと思う。
だけど、世の中そんな風に思っているセラピストはそんなに多くないってことも気づかされる。
強調するってことと極端は違う!
2015年のリハビリテーション業界の最大のトピックスといえば間違いなく
活動と参加へのアプローチの重要性がクローズアップされたこと
でしょう。
だけど、これまあくまでも
活動と参加へのアプローチの重要性を強調しているのであって、心身機能へのアプローチを実施しなくてよいっていうことではない
ってことですよ。
だけど、何かを強調して伝えようとすると、そのことを拡大解釈して極端に考える人が必ず出てくる。
2016年4月の改定で回復期リハビリテーション病棟でのリハビリの単位数が制限されるという報道がされると、リストラが大きく叫ばれる。
僕のコラムでもそのことは書いた。
だけど、それは向上心のないダメダメセラピストがリストラされる可能性が大きいのであって、すべてのセラピストが職を失うわけではない。
ブログとかSNSみていると、この回復期リハ病棟の話題も何やら極端に論じている人がいる。
バカだなあって思うわ。
まあ、極端に偏ったブログとかを書いた方が注目されるっていうのはわかるけど、そんなこと書いているとブログが注目されるのは一時的でそのうちだれもそんなブログ読まなくなるよ。
大事なことだから強調されてるってことと極端に考えるってことは違うんだよ。
そのあたりのことを理解できないで、上っ面だけをとらえて解釈しているようなダメダメセラピストはさっさと退場してほしい。
正しい情報の理解
極端なことを言う方が人の心をつかむようです。
僕が危惧しているのは、そんなダメダメ極端セラピストがセミナーとかで若手セラピストをそそのかしたり、たんに不安をあおったりしないかってこと。
それから、他職種の人に対しても同じように接して、リハビリテーション専門職の評判を落としたりしないかってこと。
意外とそんなダメダメセラピストが幅を利かせているところってありそうなんですよね。
この業界に関わっている他職種の人にはなるべく客観的で正しい情報を選択することを期待しています。
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