飲み会や打ち合わせで、病院勤務の中堅や管理職と話すと
「若手の病院リハ大好き思考」が話題になることがある。
なんでそんなに病院がいいのかなあ?まあ、そうは言っても僕も臨床のスタートは病院だったなあ。
だから今は地域でスタートする若手スタッフの指導に力を入れたいと思っているんだろうなあ。そんなことを書いてみた。
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時代なんだよね
看護協会も地域で特に訪問看護ステーションで働く若手看護師の育成に乗り出しています。
PTやOT、STの団体はこの点に関してはものすごく遅れているとしか言いようがない。
僕の周囲でも、訪問看護ステーションや老健に新卒で勤務して自分のキャリアをスタートさせる理学療法士や作業療法士、言語聴覚士がいる。
時々会う訪問リハに従事している数名の1年目~2年目セラピストたちは、会うたびにしっかりと成長してきている。一緒に働いているわけではないんだけど、会話の内容とか僕への質問とかが変化してきている。
職場での指導が上手くいっているんでしょう。
それにね、研修会やセミナーはあちこちで開催されているし、ネットで注文すれば専門書は自宅に届く時代。
勉強なんてどこでもできる。一人でもできる。
結局は目の前の患者さんに対して、理学療法とか作業療法とか言語療法するだけなんだから。
病院でもダメな奴はダメ
病院にもダメなセラピストはいる。だから、そんな病院に入職してしまってダメな先輩から指導を受けても成長できない。
先輩を選ぶことなんてできないからね。
病院に何を求めて就職するのかよくわからない。
なんとなく・・・
が多いように思う。
これからの時代は
病院でも施設でも地域包括ケアシステムの中でどう動くのか?どんな役割を担っていくのか?
ってことが求められている時代だ。
だから、新人さんや若手のセラピストは自分の先輩や上司に聞いてみてほしい
「私たちの病院(施設)は地域包括ケアシステムの中でどのような役割を果たしていくんですか?」
これを聞いて答えられないならちょっと心配だね。時代の流れについていってないからだ。
新しい学びの形
1人職場とか、地方にいてなかなかセミナーや研修会に参加できないって方のために、新しい学びの形をスタートさせています。
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けっきょく向かい合うのは患者さん
一番大事なのは、利用者さんや患者さんから学ぶってこと。
どこの領域で働いても、1人職場でもそれは同じ。
⇒きちんとわかっていますか? 『患者さんから学ぶ』ってこと
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