保健・医療・福祉すべてにおいて平成30年(2018年)は大きなターニングポイント

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リハビリテーション業界では2018年の診療報酬・介護報酬同時改定がいろいろ話題ですが、実は2018年(平成30年)っていうのはそれ以外にもいろいろありまして、めちゃくちゃ大きな転換点になるのだと思っています。フリーランス作業療法士としていろんな領域で働いているからこそ大きなターニングポイントなんだってことを書いてみる。


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平成30年に予定されていること

リハビリテーション専門職や看護師さんなどの医療従事者であれば、診療報酬と介護報酬の同時改定だってことは知っていますよね。

先日も取り上げたのがこの資料。
参考資料2 平成30年度診療報酬改定に向けた検討項目と進め方について(案)(平成28年12月21日中医協資料)(PDF:201KB)

医療業界で同時改定っていうとこれでしょう。

これに関連して言うと、介護保険領域でも
介護予防・日常生活支援総合事業への移行のプロセスが明記されていて、完全に移行するのが平成30年との資料がある。(図はクリックすると大きくなるよ)

文書名 _介護予防・日常生活支援総合事業プロセス

PT協会やOT協会が全国的に研修会を開催して対応しようとしているものですね。

だけど、実はこれだけで平成30年は終わらないんですよね。

障害者総合支援

訪問看護ステーションや介護系の事業所が 児童発達支援&放課後等デイサービスを併設するようになってきていますよね。

作業療法士の中には就労支援領域で働いている人も少しずつ増えてきた。

そういった領域をカバーしているのが障害者総合支援に関する制度だ。これも、平成30年に報酬の見直しが行われる予定になっている。(図はクリックすると大きくなるよ)
文書名 _総合支援の見直しについて

社会保障制度に関して

色んなことを含めた社会保障制度の改定のプロセスに関する資料も提示されている。

社会保障制度改革のスケジュール等について

この資料は社会保障制度改革推進会議という官邸のサイトに掲載されている。ご覧になったことのないからは官邸のサイト見てみてください。

さてどうする?

情報やSNSを鵜呑みにして右往左往している人も多いね。

昨日カンファレンスに参加した病院でも、隣の部屋で平成30年の同時改定とか2025年問題とかの研修していたけど、話されている内容が浅いし自分たちがどうすべきかってことの議論がなされていない。
底のあっさーい研修をしていた。
せめてこれくらい読んで学んでほしいね。
2018年同時改定に向けてリハビリ専門職がすべきこと

不安なら学ぶことで不安を軽減する必要がある。

僕のブログでは、平成30年に向けて公開されている情報を定期的にご紹介するとともに、この平成30年に向けて何をすべきかってことを今後も定期的に掲載します。

不安で仕方がないなら、研修会企画してくれたらお話しに行きますよ。多領域にわたって状況を把握している医療職は少ないと思います。
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