病院のセラピストも地域のセラピストもとにかく読め

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なんで知らないんだ?

リハビリテーション専門職にとって重要なことが書かれている。それなのに何にも知らないリハビリテーション関係者が多すぎる。

理学療法士や作業療法士、言語聴覚士だけではなくて、リハビリテーションに関わっている看護師さんや介護職、出来れば医師にも読んでほしい。

平成31年4月11日 追記

時代の変遷なんだよ!

まずこれ!

平成27年に出た報告書です。リハビリテーションにおいて、活動と参加へのアプローチがクローズアップされたのはすべてこの報告書からといっても間違いない。

しっかりと読んでほしい。
タイトルには「地域」って言う記載があるけども、回復期リハ病棟に勤務しているセラピストや看護師さんも読んでほしい。地域包括ケアシステムでは、地域リハビリのスタート地点になるのは回復期リハ病院だ。

2019年4月以降、外来リハを短時間の通所リハに切り替える病院も出てくるでしょう。
だから読んでおくべき!

「高齢者の地域におけるリハビリテーションの新たな在り方検討会報告書」
このタイトルに「新たなあり方」とあるのは、これ以前にも高齢者のリハビリテーションについての報告書が出ているからだ!
以前といっても平成16年に出されている資料。

それがこちら

リンク先は厚労省です。

この資料が平成16年に出されて、そうして平成27年に新しいしい報告書が出されたんですよ。

リハ関係者は必読

僕の運営するブログやnoteでは繰り返し必読資料としてアピールしているんですよね。

だけど、講演で受講者に聞くとほとんどの方が読んでいない。読んでいる人は1割もいない。

高齢者のリハビリテーションがなぜ今のような現状になったのかってことを知らずにいるから、きちんとしたリハビリテーションを提供できいないんですよ。

リハビリテーション専門職が心身機能にこだわりすぎているという指摘は、平成16年にされているんです。

それにもかかわらず、いまだに病院では心身機能偏重のリハビリが展開されている。

  • 回復期リハ病棟の変遷
  • 疾患別リハの登場
  • 入院期間の短縮
  • 介護保険による生活期のリハビリ

制度上はこの10年くらいで大きく変化があるのに、リハ専門職の実態は何も変わっていないってことです。

だから報酬どんどん下がっていってるでしょう。

とにかく読んでください、現状を把握してこれから何をすべきか考えていきましょう。

こんなお話をリアルに聞いてみたい方はこちらからどうぞ
⇒⇒講演依頼のこと

2019年版 病院リハと地域リハをつなぐ・変える


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