「医療的ケア児等とその家族に対する支援施策」と多職種連携の研修会のこと

報道などでもいろいろ出ていますが、「医療的ケア児及びその家族に対する支援に関する法律」に関しての厚労省資料のリンク紹介です。

2021年12月に豊中市障害児通所⽀援事業者連絡会さんが主催する研修会で

「多職種連携を効果的に進めるために知っておいてほしいこと」

というテーマでオンライン講義をすることとなり、「令和3年度障害福祉サービス等報酬改定」について調べていたところ、やはり医療的ケアの資料に関して知っておかなければならないとお話しできない部分もありましたのでこちらのブログでも紹介します。

※講義で使う資料をコラムの最後に掲載しています。ダウンロードもできますよ。


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厚労省のリンク

医療的ケア児等とその家族に対する支援施策

上記リンクに「医療的ケア児及びその家族に対する支援に関する法律」を含むいろいろな資料が出ています。

医療的ケア児に関する資料もたくさんまとまっていますので勉強になりました。

令和3年度障害福祉サービス等報酬改定について
上記リンクには、障害福祉サービス領域の改定情報が掲載されています。

令和3年の改定で、医療的ケア児の支援として児童発達支援や放課後等デイサービスに関しての要件などが緩和され、この領域で看護師やリハ職などの医療系スタッフと保育士さんとの連携が多くなることが、今回ご依頼いただいた研修会で「連携」について話してほしいということの契機となったようです。

対象者に関する用語の整理と理解

作業療法士として、訪問リハビリテーションの現場や保健所などの依頼で保健師さんと地域の重症児の在宅訪問指導などの業務に携わってきた経験から、この領域については古くから関わっています。

この領域ではいろいろ用語が出てくるのですが整理しておいたほうが良いと感じています。
「医療的ケア児」「超重症児」「重症心身障害児」というような対象者に関する用語の正しい用語の理解が必要です。

少しずつ意味が異なります。

訪問看護ステーションからの訪問においては、超重症児かどうかということは加算の対象となるかならないかの判断の根拠になっています。

超重症児

こちらは超重症児スコアを基準にして判定されるものです。

大阪府のホームページに掲載されている、超重症児スコアです。
https://www.pref.osaka.lg.jp/attach/23074/00000000/besshi14.pdf
(PDFが開きます)
このスコアに基づいて超重症児・準超重症児との判定が行われます。

医療的ケア児

医療的ケア児及びその家族に対する支援に関する法律に基づく定義です。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/shougaishahukushi/service/index_00004.html

児童発達支援・放課後等デイサービスなどにおいては、以下の資料に掲載されているスコアに基づいて判定されるようです。
・医療的ケアを必要とする障害児への支援に係る報酬の取扱いについて(VOL.2)

大阪府の資料によると、大阪府内の医療的ケア児は1800人くらいとなっています。
令和2年12月の大阪府の調査
(PDFが開きます)

重症心身障害児

厚労省の資料
(PDFが開きます)
重症心身障害児(者)とは、重度の知的障害と重度の肢体不自由が重複している障害児(者)をさし。大島分類の1.2.3.4にあたる方といわれています。

児童発達支援・放課後等デイサービス

児童デイサービスといわれている事業所においても、医療的ケア児を受け入れている事業所が少しずつ増えています。私の勤務先の一つである訪問看護ステーションも法人内に医療的ケア児を受け入れているデイサービスがあり、私もかかわっています。

令和3年の法律改定に伴い、従来は加算や人員基準などの関係で医療的ケア児の受け入れが難しかった事業所もやや要件が緩和し、看護師の受け入れがしやすい環境となりつつあるようです。

従来は、保育士さんや児童指導員さんが中心であった子供さん対象のデイサービスにおいて、看護師さんや理学療法士や作業療法士といった医療職員とともに事業を運営するようになるところが出てくるようですね。

そこで冒頭に紹介したように、多職種での連携を事業所内で進めるための研修会でお話しさせていただくことになりました。非常勤掛け持ち作業療法士として、多機能型や重心型ではなく、一般事業所でも看護師やリハ職を受け入れる事業所のスタッフさん向けに多職種連携の考え方についてお話しさせていただきます。

資料ダウンロード

こんな感じのレジメです。
多職種連携を進めるために知っておいてほしいこと
(PDFが開きます)

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