新人PT・OT・STが学ぶべきこと2 運動や感覚のこと

新人セラピストが学ぶべきことの2つ目は「運動」のことだと思う。脳から指令が出て運動をする。私たち理学療法士や作業療法士、言語聴覚士はその運動の改善を目指す。だったら「運動」についてしっかりと勉強すべきなんだ。

運動や感覚のことをしっかりと理解している?

なぜ人間の体は自由にコントロールできるのでしょうか?そんなことを考えながらリハビリテーションを実践していますか?

よく言われることだけど、

自分で随意的にコントロールしているつもりでも100%自分の体を自分でコントロールしているというわけではないんですよ。随意的にコントロールしている部分もあれば、環境要因によってコントロールされているということもあります。

とくに、作業療法士なら環境が人間の運動に与える影響ってものをしっかりと理解していないと、患者さんへアプローチすることができないのではないでしょうか?

また、理学療法士や作業療法士、言語聴覚士のリハビリテーションて言うのは、患者さんの体に直接触れて行われることが多い。患者さんの体に触れてリハビリテーションを行うってことは、触れていることが患者さんに対してどのような影響を与えているのかってことをしっかりと吟味して行う必要がある。

セラピストが患者さんに触れることによって与えている、感覚刺激がどのような影響を患者さんに与えているのかってことを考えてみたことはありますか?

不用意に触ったり、必要もないのに動かすな!

私が新米の作業療法士だったころ、ケーススタディー中に上司に言われた言葉です。

患者さんの後方から上肢をハンドリングしてアクティビティーに取り組んでいる場面で

  • 何故その部位をハンドリングしている?
  • 時々ハンドリングする部位を変えているのはなぜだ?
  • 患者さんが自発的に動いているのに、なぜハンドリングでその動きを阻害するんだ!

ほんとはもっと細かな指導を受けてたんですが、要約するとこんな感じのことをケーススタディー中にかなり厳しく言われました。数名の同僚が一緒に参加していて、ケーススタディーしていたのですが、一同静まり返って、上司の厳しい指導が延々と続きました。

わたしが、運動や感覚のことを真剣に考えて治療に取り組まなくてはならないんだという必要性に気づかされた瞬間です。

上司は、安易にハンドリングしながら治療していた私を厳しく指導してくれたのです。

ハンドリングしながら患者さんの治療をするということは、ハンドリングを通して感覚刺激を患者さんに与えていることになる。そして、ハンドリングを通して運動をコントロールするということは、感覚と運動の関係をきちんと理解しなけらばならない。

まあ、そういった感じのことを指導されたわけです。

  • ハンドリングするときにどの部位で行うのか?
  • ハンドリングの力加減をどうするのか?
  • ほんとに触れることが必要なのか?

そんなことを考えて治療しないといけないんですよね。

指導されるまではそんなに深く考えたこともありませんでした。

感覚とか運動のことを学ぶ

探せばこのジャンルの本って山のようにあります。

  • 運動と脳
  • 運動と感覚

まあ、こんな感じで検索してみたらたくさん本が出てきます。

しっかりと学んでほしい。

患者さんに触れて運動をコントロールするという行為を漫然とリハビリテーションの中で行っていてはいけないんですよ。

あなたのそのハンドリングはしっかりと考えて意図したものですか?

それとも適当に考えて適当な部位をハンドリングしているのですか?

そんなことをしっかりと考えて治療できるようになってほしいんです。

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