セラピストは私一人の非常勤先。ここは週1回の出勤でもう5年以上働いているかな。そこで、普段私が関わっていない利用者さんの状態がちょっと良くないから同行してほしいって依頼があったので書いてみる。
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こんな職場です
訪問看護だけでなく、ケアマネ、訪問介護、福祉用品レンタルとかを同じ事業所で展開しています。
訪問看護のスタッフでリハビリは非常勤で週1回勤務している私のみで、看護師さん6名くらいで頑張っています。がんの末期とかの方もいらっしゃるので24時間の対応もしてはります。
そんな職場に週1回・7時間ほど勤務しております。リハの必要な人を優先して訪問ケースを担当しますが、なんせリハスタッフは私1人なので、必要な人すべてを担当できません。
だから、ときおり看護師さんと同行訪問して、看護師さんに関わり方の助言などをしています。
徐々に変化してきた同行訪問
基本的には、看護師さんから相談されて、時間を調整して同行訪問するっていう手順になっています。
同行したらその場で看護師さんに助言するとともに、別途簡単なサマリーを書いて看護師さんが回覧してカルテに綴じる。
最初は結構同行依頼が多かったのですが、ここ2年くらいは少なめ。
週1回の勤務なので、同行する時間の確保が難しいというのもあるのですが、それよりも同行依頼のポイントを看護師さんが理解してくれるようになってきたって感じかなと思っています。
むやみやたらと同行依頼するのではなくて、ホントに必要な人のみ同行するって感じになってきました。
同行しなくても、昼休みとかのミニカンファみたいな感じで看護師さんのケースに助言することも増えてきました。
だから、同行しなくてもどんな対応するといいのかってことを看護師さんもわかってくれるようになってきました。
看護スタッフもここ数年は入れ替わりもないので、意思疎通がスムースになっています。
1人職場の訪問看護ステーション
現在2カ所のステーションが週1回の非常勤となっています。その2カ所のステーションはどちらもリハビリスタッフ私が1人のみの職場。
そんな職場で、リハビリテーションのことを理解してもらうにはこちらも積極的に関わる必要があります。
- 情報を共有するためにカルテや連絡ノートのチェック
- 新患さんの確認
- リハのアピール
連絡ノートやカルテのチェック
週1回の勤務なので、そのほかの日にどんなことがあったのかを確認するために、訪問看護チームの連絡ノートを確認したり、自分の担当ケースのカルテをチェックして、看護師さんがどんなことをしているのかといったことを確認します。
カルテを確認すれば、患者さんの状態も把握できるし、患者さんや家族さんとの会話の時にも看護師が伝えていることなどと行き違いが生じないようになります。
新規利用者さんの確認
新規利用者さんがいれば、一応カルテで確認します。
リハビリの必要性はないか、同行訪問するほうが良いかなどカルテでチェックして、担当看護師さんにも確認します。
リハビリアピール
お昼休みとか、空き時間とかにはなるべく看護師さんやヘルパーさんの会話に混じるようにしています。
そんな日常の簡単な情報交換で、作業療法士としてできることをアピールしています。
私がどんなことをやっているのかってことを伝えることが多いかな。
作業療法士やリハビリテーションのことを全く知らない看護師さんや、ヘルパーさんに対して、
出来ることや出来ないこと、基本的なリハビリテーションの関わりのこと
などを伝えるようにしています。
そんなことを通して、徐々に同行訪問への理解が深まってきています。
あなたのステーションでは、看護師さんからの同行依頼はありますか?
なかったら何故ないのかを考えた方がいいですよ!
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