退院してからの体力の回復のことっていう記事が良く読まれているようなのでもう少し追加で書いてみる。体力つくりを大げさに考えるのではなくて、もうちょっと気軽にトライしてみてもいいと思うってこと
**ここから先は一般論です。何らかの病気や疾患の方、お読みの方の病状に合わせて書いておりませんので、必ず主治医やリハビリ担当の方の指示に従ってください**
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今の体力は今の生活が作り出す
私は作業療法士というリハビリテーションに関わる仕事をしています。
担当の患者さんからは
「病気の人の体を動かすから体力つくでしょう!」
って言われることがありますが、バンバン筋力がついてムキムキになるわけではありません。
1日の生活で毎日繰り返しやっていること
- 朝起きたら着替える
- 通勤で歩く
- 仕事で動く
- 家事をする
- 買い物に行く
こういった日常繰り返し行っていることって生活にはたくさんありますよね。
こういった繰り返し毎日行っていることで、今のあなたの体力は作られているのです。
今の生活で今の体力がある
ってこと。
退院してからの体力の回復のことっていう記事では、入院中に低下した体力のことについて書いています。入院中には、自分で積極的に動くことがなくなるので、毎日繰り返し行う活動が減ってしまいます。
だから体力が低下します。
なので、「病前と同じ生活に少しずつ戻していくことで、病前と同じくらいの体力を少しずつ取り戻す」ってことを書きました。
今現在、健康なのに「少し体力が落ちてきているな」って方は、この日常の生活を見直さなくてはなりません。
普段の生活に少し「プラス」する
ふだん、毎日繰り返しやっていることでは体力の向上はできません。
普段の生活に何かプラスする必要があります。
特に、普段の生活はいつも通りしているのに、
「最近体力が落ちてきた!」
っていう場合には、何か生活上の運動量が減ってきている可能性があります。
だから、簡単でも少しでも構わないから、何か生活に運動をプラスする必要があります。
- 近所のスーパーではなく、ちょっと遠いスーパーに行く
- いつもよりも、一駅だけ遠く歩く
- エレベータ使わないで通勤では階段を使う
- 自転車で通勤しているのを、最寄り駅まで歩く
- 朝起きたらラジオ体操する
- 近所を10分だけ歩く
すこしだけプラスでいいんですよ。
毎朝走るとか、腕立て伏せ50回やるとか、出来もしないようなことを続かないことを実践するのではなくて、普段の生活に取り入れることができるようなことを少しだけプラスすることが大事です。
これを3カ月とか半年くらい続けると少しだけ今までよりも体力がつきます。
何かを開始して体力があまり向上しないって場合は、追加した『プラスの生活』がまだ足りないってことです。
だから、無理のない継続できる範囲ですこしだけ追加しましょう。
『プラス』の日常ではその日常の体力
生活に何か運動や活動を『プラス』すると、その『プラス』分だけの体力がつきます。
でも、やがてそれが日常的に繰り返されると、それ以上の体力はつきません。あくまでも『プラス』した分だけの体力しかアップしないのです。
もっとアップさせたければ、生活に組み入れる『プラス』の活動を1つ、2つと増やしていく必要があります。
急に増やすと疲れてしまって、続かないので、少しずつ増やしていくことがコツです。
体力が落ちてきたって実感すると、あれもこれも挑戦して続かない方も多くいます。
だから、少しだけ生活にプラスしてください。それを継続して、不足ならまた「プラス」
1週間毎日でなくてもいいんです。週に2日でも3日でも、継続することができたら今までの生活よりはあなたの体に何か「プラス」の効果が出てきます。
継続することが大切です。
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