触らないリハビリテーションが広がっている

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昨日は朝から和歌山県まで行ってきた。診療所に併設されている通所部門で働く専門学校の同期に会うためだ。

過去2度の実地指導を経験している彼女から色々と情報交換。午後からは他のクリニックで働くフリーの理学療法士も加わり、短時間デイのことも含めた情報交換が行えた。

短時間デイ「触らない」

2時間くらいの短時間デイで働いている理学療法士さん。

レッドコードとマシントレと個別で実施する関わりをサーキットのように実施していると話してたなあ。

だけど個別でかかわるからといっても、モミモミマッサージ的なことやしっかり動けているような人に過剰に触ったりはしないと話していた。

それで定員しっかりと埋まっているらしい。

7時間くらいのデイ

7時間くらいのデイで働いている同期生。

海沿いの町並みはきれいだけど、通所の送迎にとっては車で入っていける場所に限界があり苦労があるなどの話も聞いて大変な海沿いエリアの現地も見せてもらったりした。

そこの通所でも、そんなにがっつり個別で触ったりしないという話を確認した。

滞在時間の長さを利用して、集団レクなどをうまく利用して体を動かす機会を作り出していた。

不必要に触りすぎないリハビリテーションっていう考えは地域の現場では確実に広がってきている。

病院の取り組みだな

2015年の介護報酬の改定以来、地域のリハビリテーションの現場では「活動と参加」につなげるための触らないリハビリテーションが少しずつ浸透している。

今回お会いした理学療法士さんからも「触りすぎることの弊害」についての話題で盛り上がったりした。

だけど、病院リハビリテーションの現場で働く理学療法士や作業療法士、言語聴覚士にはなかなか難しいことなんだろうな。

触るなってことじゃあない。

だけど、対象者さんの主体性を奪ってしまうような触るリハビリテーションは弊害でしかない。

患者さん自身が主体的にならないと本来のリハビリテーションは前に進まない。

その主体性を奪ってしまうかのような「お触りリハビリ」「素人は口出すなよ」って感じの実践をしている理学療法士や作業療法士、言語聴覚士はさっさと引退してほしい。

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