
病院勤務で昼も夜も常に鳴りっぱなしのナースコールに対応することに疲れ果てて訪問看護ステーションのお仕事に転職してこられる看護師さんも多いのかな。
私はあちこちの訪問看護ステーションに勤務する非常勤掛け持ち作業療法士ですが、嫁さんは別事業所の常勤で訪問看護ステーションに勤務している看護師です。自分の勤務先の訪問看護ステーションでのコール当番、嫁さんの普段のコール当番の時の様子なんかを少し書いてみたい。
コール当番のこと
病院ではナースコールが鳴ります。
訪問看護ステーションでのお仕事は、自宅になーるコールがあるわけではありませんが、ステーションの電話が鳴ります。
- ちょっと心配なことがある
- 熱が出た
- いつもと様子が違う
- 家の中で転倒した
- 嘔吐している
訪問看護を利用している、ご本人、家族からの連絡だけではなく、ケアマネジャーさんやデイサービスの事業所から連絡が来ることもあります。
その中でも、訪問看護ステーションとして24時間対応をされている事業所で、24時間対応とか緊急時訪問などの加算の算定を行っている利用者さんについては、日中の通常の訪問だけではなく、通常の業務時間内以外であっても緊急時の電話連絡に対して、対応することが求められています。
そういった業務時間外の連絡を担当するための携帯電話を持つことを、コール当番とか緊急当番などといい、事業所の携帯電話を常に持ち連絡があれば対応することになります。
緊急コールといってもね
私の勤務先も嫁さんの勤務先も、訪問看護ステーションを利用しているすべての利用者さんが24時間対応や緊急時訪問などの加算を算定しているわけではありません。
そういった対応が必要になりそうで、本人や家族がその加算の算定に同意している人が対象となります。
また緊急コールの電話が鳴るからといって、そのすべてにおいて訪問が必要になるわけでもありません。電話対応のみで大丈夫なこともあります。
- 食後の薬を飲み忘れてることに夜中に気づいたけどどうすればよいか?
- 明日の訪問時間変更してほしい
- 急いでないけど、○○みたいなことがあったから一応伝えておきます
というような電話がかかってきていることもあります。
嫁さんが当番の電話を持っている日も、毎回毎回電話が鳴るわけでもないし、月5回ほどある当番の日に毎回毎回訪問のために出動することでもない。
病院のナースコールのように一晩中鳴り続けるわけではないようです。
携帯当番の数
勤務する訪問看護ステーションの規模にもよりますが、私のこれまでの経験とか嫁さんの勤務先の助教では、コール当番といっても対応する看護師さんの数が1人の事業所と2人の事業所があります。
コール当番の名称は事業所によっていろいろなんですが、利用者さんの人数の多い事業所は待機当番、コール当番の電話が2台体制のところもあります。
- メインとサブ
- 1番と2番
等のように、まず最初のファーストコールを受ける人、そのファーストコールが話し中だったり対応できないときに次に対応する2番目ののスタッフと別れている事業所があります。緊急コールで一人目の待機スタッフが訪問している間に、他の利用者さんから緊急コールが鳴るとメインの1番目の電話にかかるのですが、対応できないので、メイン担当の看護師さんからサブ担当の看護師さんに連絡をして訪問対応してもらったりしています。
利用者さんの人数が少ない事業所さんは緊急コールの電話は1台、人数が多い事業所は緊急コール担当は2人体制となっているようですね。
基本的には24時間とか緊急時訪問対応している人に、緊急連絡用の電話番号をお伝えしています。その番号は一つだけ。1番とかメインとか呼ばれています。その番号に対応した携帯番号を持ち帰っていたりします。事業所によっては事業所の電話番号がそのまま緊急対応になっているところもあり、通常の業務時間終了と同時に携帯電話を転送先に指定して事業所の番号にかけても携帯に天応されているところなど対応はいろいろですね。
コールが鳴って出動
嫁さんの事業所はコール当番2人体制でメインとサブ。月4~5回ほど担当しています。
当番の日毎回出動しているわけではありませんが、5回ほど担当していると月1~2回くらいは出動しています。
私の勤務している事業所は電話1台体制ですが、毎日出動している様子ではありません。電子カルテの記録などを見ていてもその様子把握できるのですが、毎日出動はないですね。
ただまあ、日によっては1日2回くらい出動している日もあります。そのあたりは事業所の状況によるので一概に何とも言えません。
リハ中心の訪問看護ステーションさんでは24時間対応を行っていない事業所さんも多いようです。
落ち着いて眠れるのか?
こればっかりは何とも言えませんが、やや眠りは浅いようですが、コールが鳴らない日は眠れてはいるようです。
コール当番で一晩中起きて電話が鳴るかなるかと思いながら夜を明かしているわけじゃないんですよ。基本的には、訪問看護ステーションの利用者さんの多くは入院する必要がないから在宅にいるわけなんですよね。たしかに状態が不安定な方もいますが、よほど状態が悪化すれば入院となったりしますので、起きて待っている事業所はないんじゃないかな。
それとね、夜中に電話が鳴る⇒仕事着に着替える⇒移動するというパターンなので、利用者さんの家に行くまでに時間はかかるわけです。たまたま近所だったら20分くらいで訪問できることもあれば、鍵預かっている利用者さんなら事務所に行って鍵持ち出してから訪問になると40分以上かかることもあります。何が何でもすぐに到着とはならないんですよね。
ホントに緊急性が高いとなれば、訪問ではなく、119番に連絡してもらうこともあります。
事業所の方もエリアが広いところでは、コール鳴ってから到着するのに1時間くらいかかるという事業所もありました。
コール当番初心者であれば、眠れないという方もおられますが、少しずつ慣れるようです。
ちなみに、事業所の新年会とか歓迎会でも当然ながらコール当番はいます。アルコール飲まずに参加されていて、コールとともに出動となったりしたこともありましたね。
コールの対応
夜間のコールの対応ですが、コール当番の看護師さんの判断でいろいろなパターンがあります。
- 電話対応のみで終了
- 119番対応
- 主治医に連絡して指示を仰ぐ
- 訪問する
色んなパターンがあります。
状態が不安定で、コールが鳴る可能性の高い利用者さんもいます。普段から主治医と連絡を取り合い、状態変化に対してどのような対応をすべきか問うことを日中の連絡の取りやすい時間に相談しておくと、夜間の対応がスムースになることも多いようです。主治医によってはなかなか電話に出てくれないこともあるようですが。
勤務先の管理者さんも話しておられますが、二中にきちんと予測して対応しておくことが夜間コールが減る、もしくは鳴っても慌てなくて済むようです。
コール当番のお給料事情
当番の携帯持つだけで、1回○○円、出動すると○○円の手当、みたいな感じで事業所によっていろいろなようです。
また夜中出動したら、翌日の勤務は半日とかもあるようです。
これから訪問看護ステーションに勤務することを検討中の方はそのあたりも面談時に確認されるといいかもしれません。
SNSでフォローしている管理者さんの中には、緊急コールは自分で毎日対応しているという強者さんもおられます。
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