グルグル描きをほめてあげたことってありますか、僕は先日勤務している児童発達支援&放課後等デイサービスで保育士さんが担当しているケースが書いていた「グルグル描き」を見て思わずほめて写真に撮りました。上手でしたねー、勤務先で運営しているブログに写真を掲載したほどです。
(スポンサー広告)
グルグル描きのこと
肢体不自由児に関わることが多かったので、上手に手や腕を動かすことができない子供たちにとって大きく手を動かして絵を書いたりすることって難しいんですよね。そんな子供たちは小さなときにグルグル描き出来なことも多いんです。
だけど、今勤務している児童発達支援&放課後等デイサービスでは広汎性発達障害の子供さんも多く、手や足の動きには大きな支障はないけどコミュニケーションや行動、認知機能などの課題を抱えている子供さんたちがいます。だから、お絵かきとか取り組むことは多いんですよね。
だからグルグル描き上手にしている子供を見ると、褒めてあげたくなります。
グルグル描きは大事
上肢の運動機能の発達のことや描画などの認知機能の発達の観点から考えても「グルグル描き」ができるってことはものすごく大事なこと。
- 腕の動かし方
- 描いている時の姿勢
- クレヨンの持ち方
- 年齢
- 目の動き
そのあたりのことを注目したうえで、お絵かきでどんなものを描いているのかなってことをチェックします。この段階で発達的に止まってしまうこともありますが、発達の通過点としてみても「グルグル描き」は必要な過程だと思っています。
練習するなら大きな用紙で!
グルグル描きって親目線から考えると、ちょっと困りものですね。
用紙からはみ出て机とか床にクレヨンで落書きしているようなもんですからね。
だけど発達の過程で考えるとても大事なんです。年齢にもよるけど、クレヨンとかの持ち方なんてどーでもいいって場合もあります。
古新聞とかを机とか床に広げてそこにグルグル描いてもいいし、その古新聞の上に画用紙を置いてもいいです。とにかくはみ出しても汚れないようにしておくことが親目線では大事ですよね。
元気よくグルグル描くことが必要なのです。はみ出ないようにサイズを気にして小さくグルグル描くよりも、自由にのびのびグルグル描くほうがいい。
はみ出ないようにコントロールして書く能力っていうのはその次の段階なんです。(子供の抱えている課題にもよりますけれどもね)
グルグル描くことたまには褒めてあげてくださいね。
こんなお話をリアルに聞いてみたい方はこちらからどうぞ
⇒⇒講演依頼のこと
もっといろんなことを学びたい方は、ぜひお読みください
⇒やまだリハビリテーション研究所が全力でお届けする「新しい学びの形」
気に入ったらフォローしてください
やまだリハビリテーション研究所の公式LINEアカウント
フォロワーさんは300人くらいです
ID検索の場合は
@yamada-ot.com
(@を含めて検索してね)
YouTubeで動画公開しています。
チャンネル登録者が100名を突破しました
やまだリハビリテーション研究所のYouTubeのチャンネル
新しい学びの形を提供します
フォロワーさんは300名くらいです!
⇒https://note.mu/yamada_ot/
Twitter
フォロワーさんは600名くらいです
⇒https://twitter.com/yamada_ot_labo
Facebookページ
フォロワーさんは2200名くらいです!
⇒https://www.facebook.com/yamada.reha.labo
【↓↓週末にゆっくり読んでみてください↓↓】
2019年版 病院リハと地域リハをつなぐ・変える
コメント