地域リハビリテーションの現場として、訪問リハビリ、児童発達支援&放課後等デイサービス事業などに関わっています。保健所でのお仕事や保育園での関わりもあります。
そんな中で痛感するのは、領域を超えた関わりがリハビリテーション専門職には求められているのだなってこと。
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経験がないからできません!
僕は非常勤掛け持ち作業療法士として、様々な職場で働いている。
年齢に関係なく訪問を行っている。現在は生後8カ月くらいから90歳位くらいまでを訪問で担当している。
児童発達支援事業所では肢体不自由児だけではなくて、広汎性発達障害の子供たちの支援も行っている。
地域ケア会議では要支援の方の支援のあり方を考えている。
そんな中で思うのは、リハビリテーション専門職は病院ではなくもっともっと生活に根差した場所で活躍できる、リハビリテーション専門職はもっともっと地域に出てきてほしいってことだ。
地域にでリハビリテーションを展開するってことは、様々な疾患や年齢に対応するということだ。
身体系の疾患、精神系の疾患、大人も子供も最終的には自宅や地域で生活をすることを目指す。だから地域で働くということは、特定の領域に関わらず対応するということだ。
だけど、研修会などでこのことを伝えたり、現場での臨床指導でそんなことを話すと
- 大人のリハビリはできますが、子供は経験ないから無理です
- 認知症への対応はできません
これまでに経験したことのない領域の対象勝者への関わりを敬遠したいという意見だ。
最初から経験豊富な人はいない
誰にでも初めての経験はある。
- 新卒で就職して初めて担当した患者さん
- 訪問リハに転向して初めて担当した患者さん
知識や技術が不十分かもしれないし、ドキドキ感いっぱいで患者さんに関わった経験って言うのはリハビリテーション専門職としては誰しもが経験することだ。
だけど、そこを乗り越えて今があるはず。
最初からベテランの人はいない
みんなそうした「初めて」「未経験」を克服して今の自分があるはず。
地域リハビリテーションの現場に関わるということは、多かれ少なかれ今とは異なる領域にチャレンジするということになる。
- 病院から訪問に転向する
- 大人のリハビリ中心だったけど、子供のリハビリに取り組む
- 初めて認知症の患者さんを担当する
- 肢体不自由児だけではなくて広汎性発達障害の子供にもかかわる
当然未経験のことにも直面するでしょう。
だけど、そんな未経験の体験は「新人セラピスト」時に経験しているはず。何もかもが初めてで手探り状態で働き始めたころと同じだ。
新しい領域でのチャレンジ
これまで経験したことのない領域にチャレンジすることって言うのは、その領域で新人セラピストとして真摯に向き合うことだ。
だけど、これまでの領域でのノウハウはあるわけなので、全くの新人ではない。
恥ずかしい、力不足ってことを痛感するかもしれないけれど、もう新人じゃあないんだからそこを乗り越える力を持っているはず。
2回目の新人として修業を開始するのは辛いかもしれないけど、領域を超えたリハビリテーションを実践することは楽しい。
地域に出てこそリハビリテーション専門職は1人前になれるのではないのかなって思っている今日この頃。
新しいチャレンジしてほしい。
続きのコラムを書きました
⇒【リハビリ】新しい領域へのチャレンジは失敗するし、恥もかく、だから成長したいと思う
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2019年版 病院リハと地域リハをつなぐ・変える
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